頭痛は頭の緊張?
1: 頭痛
頭が痛いと薬に頼る方も多いですよね。
月に1、2回程度であればよいのですが、
これが頻繁だと将来、不安になりますよね。
腰痛も膝痛も股関節痛も
筋肉が関係しています。
同様に頭痛も筋肉が関係しています。
(勿論、別の原因もありますが、
今回は説明を省かさせて頂きます。)
筋肉は緊張し続けると
血液中に痛みの物質が発生し、
痛みを感じます。
よって、筋肉がある所、
血管が通っている所は、
痛みを感じるということです。
2: 頭の筋肉
顔に付いているいる筋肉は
何となくイメージが湧くと思いますが、
頭の筋肉と言われると意外かもしれませんが、
頭にも筋肉があります。
おでこより上(前頭筋)や頭の後ろ側(後頭筋)、
頭の側面(側頭筋)です。
前頭筋は、
眉間にしわを寄せる、眉を上げる、
目を大きく開くなどの際に動きます。
後頭筋は、
頭部の後屈や側屈、回旋の動作、
頭や首を動かさずに目をキョロキョロと動かす際にも収縮します。
側頭筋は、
物を咬む、噛みしめ、歯ぎしりの時に動きます。
上記の動きをし続けたりすると、
筋肉の柔軟性がなくなり、痛みを感じるようになります。
3: 避けた方が良い姿勢、動作
●前頭筋
目を細めて、文字を見る方は、
眉間にしわを寄せることが多いですので、
ピントが合わないときは、コンタクトや眼鏡を
検討して下さい。
また、目の疲労により、ピントが合わない場合もありますので、
その時はホットタオルを目に当てて、
時間を置くのがお勧めです。
●後頭筋
顔を前に出す姿勢や、のぞき込む姿勢、
あごを引く姿勢で負担をかけますので、
首の後ろが少し縮まっている状態が
望ましいです。
真正面を見る場合は、あごを少し上げる。
下を見る場合は、少し猫背になりながら、
あごを引かないようにする。
パソコンの画面を見る時に
顔を前に出したり、のぞき込む姿勢になる方が居ます。
首の後ろが少し縮まっている状態を作って、
胸からパソコンに近づくと良いです。
●側頭筋
奥歯で嚙みしめると、
首や、頭の前、横、後ろに
力が入ることが分かります。
特に集中したり、腕に力を入れる時に
嚙みしめる事が多いです。
対策は噛みしめやすい状況の時は、
事前に歯と歯の間を開ける癖をつけると良いです。
寝ている時の噛みしめや歯ぎしりは、
自分の意識では避けづらい為、
自己暗示をお勧めします。
寝る前に「歯を離す」. と声に出して
繰り返し20回唱えると効果があるかも・・・です。
あと、顔を左右に向き続けたり、
倒し続けても筋肉の柔軟性がなくなります。
なるべく正面を向くようにしましょう。
4: 体操
頭の側面を両手を押さえて、
右回転、左回転に動かします。
皮膚や筋肉の遊び分、動くのですが、
・片方向だけ動きにくい場合
・どちらの方向にも動きにくい場合
・どちらの方向にも動く場合
があります。
動く場合は良いのですが、
動きにくい場合は、
動きにくい方向に何度もゆっくり小さく、
動かして下さい。
筋肉の弾力性が出てくると
動くようになってきます。
硬いゴムをゆっくり小さく
伸び縮みさせるイメージです。
あとは、場所を変えます。
こめかみ付近、頭の後ろ側。
次に手を動かす方向を
時計回し、反時計回りに動かして、
上記と同じように体操をします。
是非、試してみて下さい。
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