お尻が固くなっている?
1: お尻の張り
立っていたり、歩いている時に
お尻が張っているな~
お尻に力が入っているな~と
感じたことないですか?
または、お尻の張りは感じないけど、
仙骨周辺(お尻の真ん中の骨)が痛いと
感じている方、いないですか?
こちらもお尻が張っている可能性が大です。
お尻が張ると前屈がし辛くなったり、
腰痛や坐骨神経痛を感じる場合があります。
早めに対処した方が良いです。
立っていても座っていても
お尻を触ると柔らかく感じるのが
ベストです。
2: お尻が張る原因
お尻が張る原因は大きく分けて2つあります。
1つ目は、お尻に力が入る姿勢をとっている。
2つ目は、お尻を圧迫し続けている。
●お尻に力が入る
<歩き姿勢>
・腰を反らせる
・膝裏をピンと伸ばす
・坂道や階段を上る
<立ち姿勢>
・腰を反らせる
・膝裏をピンと伸ばす
・体を捻じる
・中腰
・しゃがみ姿勢
・内股
<イスの座り姿勢>
・腰を反らせる
・体を捻じる
・膝を足首より内に入れる
・足組
・前傾姿勢
<床の座り姿勢>
・片お尻体重
・横座り
・ペタンコ座り
・体を捻じる
・前傾姿勢
●お尻を圧迫している
・座椅子で足を伸ばして座る
・沈み込むソファーに座る
3: お尻の負担が減る姿勢
<歩き姿勢>
・お腹が痛い時の姿勢
(膝裏は伸ばさず、腰が少し丸い姿勢)
<立ち姿勢>
・お腹が痛い時の姿勢
(膝裏は伸ばさず、腰が少し丸い姿勢)
・体を捻じる時は、必ず向く方向に足先を向ける
・中腰をする時は、片足を引いて、外に向ける
・しゃがみ姿勢の時は、なるべく足を開く
・内股の人は、少しずつでも良いので、
つま先を外に向けるようにする
<イスの座り姿勢>
・猫背から息を吸って、背筋を伸ばしていき、
自分でまっすぐと思う手前で止める
・体を捻じる時は、足も向ける
・あぐらっぽく、足首より膝を外にする
・足組止める
・前傾姿勢は、お尻の下の骨(坐骨)に
体重を掛けたまま行う
・ソファーに深く座らない
<床の座り姿勢>
・お尻の下にクッションを入れたあぐら
・前傾姿勢は、お尻の下の骨(坐骨)に
体重を掛けたまま行う
・足を伸ばして座るのは避ける
(片足をあぐら、片足を外に伸ばすのはOK)
4: 体操
<体操①>
準備:バスタオルを2回折畳み、丸めます。
仰向けで寝て、右お尻の下に丸めたバスタオルを入れます。
(入れ方は、足と垂直方向or鼠径部と同じ角度)
右膝を立て、外に倒します。
左膝を立てます。
その状態で、骨盤を右に捻じるようにして、
バスタオルにお尻をこするようにします。
バスタオルを乗り越える前後で効果がありますので、
乗り越える前後で小さく骨盤を揺らすと良いです。
バスタオルの入れる位置は、
少しずつ変えながら、お尻の張りを感じる場所で
体操を行って下さい。
(左のお尻を行う時は、すべて左右逆となります。)
<体操②>
右下で寝て、骨盤の下に丸めたバスタオルを入れます。
(入れ方は体と垂直方向)
膝と膝の間にはクッションを挟んで下さい。
骨盤を小さく揺らします。
バスタオルの入れる位置は、
少しずつ変えながら、張りを感じる場所で
体操を行って下さい。
ももの外側の下に入れて行うと
ももの外側が緩みますので、
是非、そちらも試してみて下さい。
それぞれ回数は、1ヵ所、20回程行って下さい。
他の部位が辛くならなければ、回数を増やしても大丈夫です。
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