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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

頭痛と枕選びでお困りのAさん

1: 頭を高くしないと仰向けになれない

高さのある枕で寝る

7ヵ月前から立って下を向く仕事が多くなり、
おでこと頭の後ろがどんどん辛くなったAさん。

1日の中で特に仕事中が一番辛く、
車の運転中も頭の付け根とおでこが痛くなります。

痛み止めの薬は1日2回。

MRIを撮っても特に異常はなく、
薬を飲み続けても根本的な解決にならないと思い、
当院に来院されました。

首も固く、上も向きづらく、
仰向けになり、当院の枕を入れると
首が辛くて枕をしていられない状態でしたので、

この状態でもバスタオル枕を首の下に入れると
楽に寝れる方もいますが、

Aさんの場合は、バスタオルで枕を2つ作り、
別々に高さ調整して、バスタオル枕を首と頭の下に別々に入れ、
やっと仰向けになれました。

家では、頭を高くして寝た方が楽なようです。


2: 施術

バスタオル枕

仰向けで首を後ろから指で、首が前方方向に押し、
持ち上げようとしても固くて、
全然持ち上がらない・・・。

家でも枕には苦労しているらしく、
どの枕を買っても合わない為、
枕を常に買い替える日々。

施術では、首の骨1つ1つを動かすように
ゆっくり動かしながら
首の骨に付着している筋肉を緩めていく。

仰向けのAさんの首の後ろを指で押して、
前方に持ち上がるようになったのを確認して、
バスタオル枕を首の下のみすると、

「さっき辛かったのに、今は楽ですね。」

家でもバスタオル枕を作って、今日から寝て下さいね。

座った状態でも首、肩回りを施術し、
首の重さもなくなり、3回目の施術後から
薬を飲まなくても良くなりました。


3: 上を向けない

上が向けない

上を向けない方や首の後ろがとても固い方は、
顔を前に出しているか、あごを引いている方が多いです。

特に固まりやすいのが、
あごを引いている方です。

あご引いている方は、姿勢の意識が高く、
歩いている時、運転中など、
まっすぐ見る姿勢の時も
あごを引いています。


また、下を向くという姿勢でも
あごを引く方と、顔を前に出す方がいますが、
こちらもあごを引いている方が、
首は固まりやすいです。

更に、背筋を伸ばした状態であごを引いて下を見ると、
首の負担は最強です。

料理中、スマホ、PCなど、
長時間行う時は気を付けた方が良いです。

首の可動域が狭くなったり、首の痛みだけでなく、
ひどい場合は頭痛も引き起こしますので。


4: 対策

首の体操

あごを引いている時は、
首の後ろが伸ばされていることが多いです。

ですから、常日頃から気づいたら、
首の後ろを縮めるようにして下さい。
(若干あごが、上がった状態です。)
又は、あごを上げるように意識してもよいです。
どちらも同じ状態を作ろうとしています。

特に下を向いている時は、
少しでも首の後ろを縮めるようにすると
負担は減ります。

更に猫背になると、
体全体で下を向く為、首の負担は更に減ります。

<体操>
座った状態で、
首の下側の骨の両脇を
両手の中指と薬指で前方に押さえます。

押さえた場所を、
押さえた場所の上の骨が
乗り越えるようなつもりで、
上を向きます。
(押さえた場所は、なるべく後ろに
持っていかれないようにしっかり押さえます。)

これを押さえる場所を段々上にずらしながら、
繰り返します。

特に下を向き続ける場合は、
30分に一度や休憩時間の度に
体操をするとよいです。

固まり過ぎると中々
自分では変えづらいですが、
コツコツとがんばって、
首の後ろを柔らかくしていきましょうね。


枕が合わず、どんどん高さのある枕を選び続ける方は、
首が固すぎるのが原因です。

自分の首に合った枕を選ぶより、
首の固さを変える方に意識を向けると良いと思います。


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