寝る姿勢

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第131回:体を痛める寝る姿勢

1: 頭の後ろに手を組む

整体 イラスト:体のゆがみ

頭の後ろで手を組む姿勢は、私も時々やります。

自分を観察してみると、
胸側の筋肉が縮んで固まっている時に
胸をストレッチをしたくて、
この姿勢をしているようです。

ただ、ずっとしていると
体は辛くなる為、5分位で止めてしまします。

どこが辛くなるかというと、
肩回りと背中です。

腕と腰を結ぶ筋肉もある為、
人によっては腰にも負担がかかります。

更に、寝ている間ずっとしている方は、
指や肘も辛くなります。

短時間であれば、胸のストレッチとしては
良いかもしれません。


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2: 横向きで寝る時に、上側の膝が落ちている

整体 イラスト:体のゆがみ

横向きで寝ている方も多いですよね。
ただ、上側の膝の位置によって、腰やお尻を痛めます。

特に痛めやすいのが、
下側の膝よりも後ろ側に
上側の膝が落ちている姿勢です。

上側の膝が宙に浮いている状態で、体の中心より内側に来ている為、
上側のお尻やももの外側が常に引っ張られている状態です。

更に鼠径部を極端に縮めている為、
鼠径部周りが縮んで固まっています。

すると、立ち上がる時に、お尻や腰が痛かったり、
仰向けがし辛くなります。

横向きの場合は、
膝と膝の間にクッションを入れ、
更に下側の膝と上側のを少しずらすと良いです。

とは言え、仰向きの方が負担は少ないので、
仰向きになれる方は、極力、仰向けに戻ると良いです。


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3: 横向きで寝る時に、膝と膝の間に両手を挟む

整体 イラスト:体のゆがみ

仰向けで大の字でも寝れる方がいる一方で、
横向きで小さく丸くならないと落ち着かず、
寝られない方もいます。

極まれに、横向きで両手を膝と膝の間に挟んで寝ている方がいます。
手を挟むことで、手が固定され、落ち着くようです。

小さく丸まることで、
そけい部やお腹が縮まり、固まります。

仰向けでこのような姿勢で寝ている方のお腹を触ると、
お腹の力が抜けているにも関わらず、
弾力性がありません。
内臓にもよろしくないです。

勿論、腰、股関節、お尻に負担を掛けています。

また、手を挟む姿勢は、肩を内に入れている姿勢の為、
巻肩を癖づけています。


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4: 仰向けで膝を立てて寝る

整体 イラスト:体のゆがみ

仰向けで腰が痛い方や痛い場合、
両膝を立てると、腰が楽になる方がいます。

少しの時間であれば良いのですが、
時々、その状態のまま、寝る方もいます。

膝を立てた状態で、足の力を抜くと
足は自然に伸びます。

ということは、膝を立てた状態というのは、
常にその状態を維持する為に
足やそけい部に力を入れています。

膝を立てた姿勢は楽でも、起き上がる時に
やはり腰が痛くなります。

悪循環です。

もし膝を曲げた方が腰が楽な方は、
膝裏の下に毛布などを丸めて入れると良いです。

力が抜けた状態で、膝を曲げた姿勢が保てます。


色々な寝る姿勢を今回は取り上げてみました。
当てはまる方は、寝る姿勢を見直して見て下さいね。


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