膝痛

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第121回:膝の負担の減らし方

1: 膝の負担

整体 イラスト:体のゆがみ

前回は膝の内側に負担をかけている
日常生活について説明しました。

復習をすると
・小指側体重で立つ、歩く
・膝を内側に入れる
・体を捻じる
・膝を外側に開きすぎる
・腿裏に力が入る

などの日常生活によって、
膝の内側の筋肉が外に引っ張られ、
負担が掛かっています。

負担が回復力を上回ると
筋肉の弾力性がなくなっていき、
痛みを感じるようになります。


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2: 膝の動き方

整体 イラスト:体のゆがみ

膝関節の動き、肩関節とは違い、
どの角度にも動くような構造には
なっていません。

言わてみれば、確かにそうですね。

肩は腕の動き主に説明すると、
・前から腕を上げることができる
・横から腕を上げることができる
・後ろから腕を上げることができる
(可動域は他の動きより狭いですが)
・内向きに腕を捻じることができる
・外向きに腕を捻じることができる
・肩を回すことができる

膝は
後ろに曲げることができる
以上です。
それ以外は出来ません。

前に曲げることも、
横に曲げることも
内向きに捻じることも
外向きに捻じることも
回すことも
出来ません・・・。

まずは膝の動き方を
なんとなく認識しておいて下さい。


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3: 膝の負担の減らし方

整体 イラスト:体のゆがみ

膝の構造上、
立つ時はまっすぐ負荷をかける、膝を後ろに曲げる
以外は負担となります。

<立つ時>
まっすぐ立っているつもりでも
実は小指体重で立っていることが多いです。

立ち続けると、どちらかの足に
体重を預けていることありませんか?

この時、小指側体重となっています。

負担の減らし方は、膝を伸ばすと
大きく小指側に体重が掛かる為、
膝を少し曲げた状態にすると良いです。

ピンと伸ばした時より、小指側に体重が
掛かりにくくなります。

あとは、内ももを意識して立つと
(力を入れる訳ではありません。)
更に、小指側体重を避けられます。


<歩く時>
つま先が内側を向いている方、まっすぐ向いている方は
歩きながら小指側体重になっている可能性が大きいです。

大げさにつま先を内に向けて歩くと、
小指側に体重が乗り、外によろけそうに
なります。

ですから、つま先をいつもより
外に向けて歩くと、体重が親指に掛かり、
よろけにくくなります。
(立つ時もつま先を少し外に向けると良いです。)


<イスに座る時>
膝と膝を合わせる姿勢は、
膝を内に捻じっていますので
膝と膝の間を最低、拳一つ分空けると良いです。

又は、膝を外に開くのをお薦めしていますが、
股関節が固すぎる方は、膝の負担となる為、
やはり、拳一つ分又は二つ分空けるくらいが
良いです。


<床に座る時>
正座は出来る人にとっては良いですが、
足を少し崩すのはNGです。

あぐらは、股関節が固いと膝の負担となる為、
両膝の下に座布団やクッションを入れて、
少し上がるようにすると良いです。
(ただ、股関節が固すぎる方は、
あぐらは避けた方が良いです。)


<体を捻じる時>
つま先の向きより体が外に向いていると
膝が捻じられている状態になっています。

膝にはとても負担となっていますので、
体が向いている方向につま先を向けます。

すると、膝のねじれが解放されます。

ものを取る時など、手を伸ばす方向に
つま先を向けてからものを取ると良いです。


<膝裏に力が入る姿勢を避ける>
膝を90度より深く曲げて上半身を
前傾する姿勢は、膝裏に力が入り続け、
膝裏の筋肉の弾力性が無くなると、
膝の曲げ伸ばしがし辛くなります。

この負担を掛ける姿勢は、
正座、あぐら、しゃがみ姿勢、
イスで膝を深く曲げる姿勢、
中腰があります。

ですから、この姿勢の時に
前傾姿勢をし続けるのは避けた方が良いです。


膝の辛い方は、自分の日常生活に
照らし合わせて、少しづつでも
膝の負担を減らしていきましょうね。


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