O脚

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

高齢者がO脚になる原因

1: 将来O脚になるかも・・・

高齢者のO脚

年を重ねていくと、
「腰の曲がり」と共に心配するのが
「O脚」ではないでしょうか。

ゆっくり歩いたり、
身体を左右に揺らしながら歩いたり、
杖をついて歩いている
O脚のひどい方を
見たことがあるかもしれません。

O脚がひどくなると、
膝に痛みが出るのは勿論、
痛みが無くても歩き辛くなります。
勿論、膝も曲げづらくなります。

そうはなりたくないけど、
では、どうすれば良いの?と
思っている方も多いと思います。


2: O脚の原因

小指側体重

高齢になってからO脚になる原因は
いくつかありますが、共通しているのは、
「立っている時、歩いている時に小指側体重になっている」
ということです。

小指側体重になると、どうしても
足の外側に負荷が掛かる為、膝が外に開きます。
(実際に、大げさに小指体重にするとよく分かります。)

その状態を長年積み重ねることにより、
知らず知らずの内にO脚になっていきます。

よって、小指側体重を改善することで、
O脚の予防になります。


では、小指側体重になる原因をみていきましょう。

<姿勢の要因>
・内股(つま先が内を向いている)で立つ、歩く
・膝を曲げてがに股で立つ、歩く
・猫背(骨盤が後傾)で立つ、歩く
・わざと親指側を浮かせて、小指側で立つ
・膝を伸ばして片足に体重をかけて立つことが多い

<姿勢以外の要因>
・靴の外側が減り過ぎている
・足の裏にイボやタコの影響で足裏全体をつけずに立つ、歩く

<その他>
・体の痛みにより、片足をかばって立つ、歩く


3: O脚の予防

つま先を外に向けて立つ

①『いつもよりつま先を外に向けて立つ、歩く』

つま先を内に向けると、小指側体重になり、
つま先を外に向けると、親指側体重になりやすいです。


②『膝を曲げすぎないで立つ、歩く』

膝を曲げすぎると、つま先を外に向けても
小指側体重になります。


③『息を吸って、ろっ骨を少し上げる』

猫背だと、小指側体重になりやすい為、
ろっ骨を上げることで、姿勢をよくします。


④『内ももを意識して立つ、歩く』

内ももに力を入れる必要はなく、
鍛える必要もありません。
単純に内ももを意識するだけで、
重心が内もも側(親指側)になります。


⑤『片足重心になる場合は、膝を少し曲げる(伸ばしきる直前)』

片足体重の際に、膝を伸ばしていると
思っている以上に外側に重心がいきます。
膝を少し曲げるだけで、重心が外側に行きづらくなります。


⑥『靴の外側が削れているか確認する』

玄関の靴を見て、靴が外側に傾いていたら
買い替えた方が良いです。


⑦『イボやタコがある場合は、早目に病院で治療して下さい』


⑧『痛みをかばって、片足に負担を掛ける場合は、
 負担を掛けている側のつま先を外に向け、内ももを意識』


まずは自分が小指側体重かどうかを確認する為、
つま先を内に向けたり、外に向けたりして下さい。

小指体重と親指体重がどういうものか分かりますので、
自分の体重もどちらよりかが分かると思います。
(大体の人は、小指側体重よりだと思います。)

日頃からの意識で、O脚を予防していきましょう!


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