太ももの疲れ

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第113回:歩くと太ももが疲れる方へ

1: 歩く

整体 イラスト:体のゆがみ

施術所に来られる方で2、3m歩くだけで、
太ももの前が疲れる方がいます。

太ももを触るとガチガチです。
歩き方もぎこちないです。

施術で太ももを緩めても、
2、3m歩くだけで太ももが張ってきます。
いつも太ももが疲れているそうです。

さて、この方は何が影響しているのでしょうか?
影響しているのは大きく分けて2つあります。

一つ目は、お腹の奥の筋肉です。
二つ目は、歩き方です。

辛い部分だけをいくら施術しても
上記の2つを変えていかなければ、
辛いままです。


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2: 太ももを上げる筋肉

整体 イラスト:体のゆがみ

太ももを上げる主な筋肉は
お腹の奥を通っている筋肉と太ももの筋肉です。

<お腹の奥を通っている筋肉>
・大腰筋
・腸骨筋

<太ももの筋肉>
・大腿四頭筋

太ももが疲れるという方は、
いきなり大腿四頭筋が硬くなるのではなく、
順番があります。

足を上げる時に使う筋肉を仮に
・大腰筋 2のパワー
・腸骨筋 2のパワー
・大腿四頭筋 2のパワー
とします。

そこで、座り姿勢、しゃがみ姿勢などにより
大腰筋、腸骨筋の弾力性が減り、硬まったとします。

硬くなった筋肉はパワーを出せませんので、
大腰筋、腸骨筋がそれぞれ1のパワーしか
出せないとします。

すると、2のパワーが足りなくなる為、
大腿四頭筋が4のパワーを出さなければいけません。
大腿四頭筋にいつも以上に負担をかけます。

負担が掛かった大腿四頭筋は、
どんどん硬くなり、慢性疲労を
起こします。

ですから、
太ももの筋肉にアプローチすることも必要ですが、
大腰筋、腸骨筋にアプローチすることが大切となります。


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3: 歩き方

整体 イラスト:体のゆがみ

歩く時は、もも上げをするというより
足を前に出す感じですね。

歩きにくくなった方は、
太ももが上げづらいから、過度に太ももを上げて
歩こうとする方が多いです。

普通に歩くより、もも上げをしながら
歩く方が太ももには負担が掛かりますねので、
悪循環になります。


また、一般的に歩く時は、足を前に出そうとしますが
それも太ももに負担を掛ける要因となります。
(辛くない方は、負担に感じないかもしれませんが・・・)

お勧めの歩き方は、腰(又は背中)の後ろから
押されるように歩くです。

足を前に出そうとするのではなく、
体が押されることで、足が勝手に出る感じです。

最初は、家族の方に押してもらい、
感じがつかめてきたら、
自分の手(右手又は左手)を腰に当て、
押されている意識をもって歩きましょう。

最終的には、手が無くても
押されてるとイメージしながら歩くだけで
大丈夫になります。


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4: 筋肉の緩め方

整体 イラスト:体のゆがみ

<太もも>
・イスに座ります。
・四角い500mlのペットボトルに水を入れ、
四角の角で太ももをこすります。
・20回

<腸骨筋>
○アプローチ①
・仰向けになります。
・膝は曲げずに、右足のかかとを骨盤の方に引き、
左足のかかとを骨盤から離れる方向に動かします。
・左右交互に20回行います。

○アプローチ②
・仰向けで膝を曲げた状態になります。
・足裏は動かさずに
右膝を骨盤の方に引き、
左膝をつま先の方向に動かします。
・左右交互に20回行います。

○アプローチ③
・椅子に座り、左右の膝を揃えます。
・足裏は動かさずに
右膝を骨盤の方に引き、
左膝をつま先の方向に動かします。
・左右交互に20回行います。

<大腰筋>
・イスに座ります。
・鼠径部のお腹側を両手の指を合わせて
押します。
・膝曲げ伸ばしをする
・1ヵ所5~10回
(鼠径部に沿って3ヵ所行う)


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