肩こり

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第109回:肩を上げてパソコンをする方

1: パソコン姿勢

整体 イラスト:体のゆがみ

パソコンに集中している時、
どのような姿勢をしていますか?

・イスに寄りかかって、手を伸ばしている方
・足を組んでいる方
・資料を手元に置き、手を伸ばしている方
・足を踏ん張っている方
・腰を反らしている方
など様々ですね。

パソコンで細かい数字を見たり、
細かい作業をしている時に、
パソコンに顔を近づけ、
肩を上げている(すくめている)姿勢を
とることはないですか?

当院に通われている方ですが、
上記の姿勢を続けることで、
上がほとんど向けない状態になってしまいました。

緊張度合いにもよりますが、
肩こりは勿論ですが、首もとても
辛くなる姿勢です。

集中するのは良いのですが、
姿勢やパソコン環境は大切ですね。


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2: 肩が上がる条件

整体 イラスト:体のゆがみ

肩が上がる条件は5つあります。

1つ目は、机の高さと肘の高さの関係です。

良い姿勢をしている状態で
机が高すぎる、又はイスが低すぎる場合は、
机よりも肘の位置が低くなります。

その状態で、パソコンを操作すると
肩が上がってしまいます。


二つ目は、肘の位置です。

パソコンが机の奥にあり、
手を伸ばした状態で
パソコンを操作している場合は、
肘が机の上にあります。

その状態で上半身が前かがみになっていれば、
肩が上がってしまいます。


三つ目は、前のめりで集中している時です。

私たちは体を緊張させた方が
集中力が増す傾向があります。

ですから、
時間に追われて仕事をしている時や
細かい数字の入力やチェックをする時は、
顔を前に近づけ、前のめりになります。

すると、無意識に肩を上げてしまいます。


四つ目は、寒い時です。

肩を上げて、緊張させ、熱を作ろうとします。
エアコンの風が直接当たる状態でパソコンを
操作していると、肩が上がります。


五つ目は、過度のストレスです。

ストレスが強いとリラックスしている
姿勢が取れません。

三つ目の集中することで力が入るのではなく、
力が抜けない状態だと思って下さい。


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3: 肩を上げると緊張する筋肉

整体 イラスト:体のゆがみ

肩を上げるというのは、
肩自体も上げていますが、
肩甲骨も内に寄せ、
肩甲骨も上げている状態です。

その姿勢で使われている主な筋肉は3つです。

①僧帽筋(そうぼうきん)
・肩こりの主な原因となる筋肉です

②肩甲挙筋(けんこうきょきん)
・肩こりの原因となる筋肉です

③菱形筋(りょうけいきん)
・肩甲骨を内に寄せる筋肉です

特に①、②は、肩こりの筋肉であり、
①、③は背中を辛くする筋肉でもあります。


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4: 対策

整体 イラスト:体のゆがみ

首や肩の負担を減らす姿勢は、
顔を前に出さず、肩を前に出さず、
肩を上げない姿勢となります。

その為には、パソコン環境から
変えなくてはいけません。

〇イスの高さ調整
イスの高さを上げ、机の高さと肘の位置を
同じくらいにして下さい。
足が浮く場合は、マットなどを積み重ね、
台を作った方が良いです。

〇パソコンの位置
パソコンやマウスをなるべく体に近づけて下さい。
(資料は、横に置いて下さい。)

〇冷房
冷房が当たらないように向きを変える、
座る場所を変えた方が良いです。
どうしても冷房が当たる方は、
首にタオルを巻いた方が良いです。


次に姿勢の意識です。

〇基本姿勢
まずまっすぐ座ります。
猫背から息を吸って、ろっ骨を少し上げていき、
まっすぐの少し手前で止まります。
あごは少し上げます。

次に目からではなく、胸からパソコンに
近づきます。
(胸を少し開く意識で、近づいても良いです。)

<チェック>
首の後ろを触り、硬くければOKです。
胸の真ん中が少し広がっていればOkです。


どうしても切羽詰まって、
気持ちにゆとりがない場合でも、
10分毎に姿勢を作り直すと良いですよ。

是非、試してみて下さい。


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