第107回：だら～んとした姿勢
1： 夜の自由な時間
お仕事が終わって家に着くと、
ゆっくり休める方もいれば、
家族のみんながご飯を食べて、
後片付けしたあとに
ゆっくり休める方もいますよね。
好きなテレビを見たり、スマホでSNSをしたり、
しますよね。
私もご飯を食べて、片づけた後は、
自由時間です。
崩れ落ちるような感じで、
クッションや座椅子の肘掛に寄りかかったり
凄い姿勢になることがあります。
その姿勢がとても楽に感じたりします。
皆さんも似たような経験はしているのでは
ないでしょうか？
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2： 自由時間の姿勢
・仰向けで頭だけ高いクッションに置いている姿勢
・壁に寄りかかりながら、足を伸ばしている姿勢
・そこからずり落ちている姿勢
・ソファーに寄りかかっている姿勢
・ソファーに体を縮めて寝転がっている姿勢
・スマホをするのに、あぐらで丸くなっている姿勢
など
10人十色だと思います。
疲れているので、自分の筋力で体を支えようとは思いませんよね。
ですから、クッションやソファーなどに
体をゆだねる姿勢になります。
体をゆだねたい気持ちは私にも分かります。
ただ、支えてもらっているし、体も楽だからと続けていると、
後々、体が辛くなります。
勿論、色々姿勢も変えるとは思いますが、
縮み続けた筋肉、伸ばされ続けている筋肉は張ってきます。
さて、寝ようかと動き出す時に
イタタタと感じる方もいれば、
朝起きた時にイタタタとなる方もいます。
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3： 筋肉
楽な姿勢なのになぜ痛みを感じるようになるかと言うと
筋肉の弾力性をなくしているからです。
バネをイメージすると分かりやすいと思います。
バネを縮めつけると、バネは伸びにくくなります。
反対にバネを伸ばし続けると、バネは縮みにくくなります。
縮めるも伸ばすも片方だけの状態だと
バネの弾力性は失われ、
バネを伸び縮みさせ続けると、
バネの弾力性はある程度保たれやすいです。
筋肉も同じで、筋肉を縮め続けると伸びにくくなり、
伸ばし続けると縮みにくくなります。
縮みづけた筋肉が伸びないパターンは、
正座をしていて、立ち上がる時に膝が伸びない。
肘を深く曲げて寝ていて、起きる時に肘が伸び辛い。
などがあります。
伸ばし続けて縮まないパターンは、
顔を右に向け続けると、左に向きにくくなります。
これは、縮んだ筋肉が伸びないのも含まれますが、
実感できると思います。
楽な姿勢の話に戻ります。
クッションに支えられていても
筋肉が伸び続けている個所や
縮み続けている個所は、筋肉の弾力性がなくなる為、
痛みを感じやすくなります。
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4： 夜のリラックスの姿勢は？
椅子やソファーに寄りかかり
テレビを見ようとすると、
首、背中、腰、お尻は引っ張られます。
横になってテレビを見ようとすると
首が引っ張られます。
ですから、皆さんは、右下になったり、左下になったりと
姿勢を変えますね。
ソファに座っていても、同じように
右下になったり、左下になったりします。
そして、引っ張られている場所が
痛くなりやすいです。
では、どうするかと言うと・・・、
仰向けになります。
出来れば、バスタオルを丸めて、
首の下に入れ、仰向けでテレビの音を聞きます。
時々、手や足をぶらぶらさせたり、
背中で床に字を書くように背中を小さく動かすのもお勧めです。
そして、元気が出れば、
横向きでテレビを見たり、
座った状態でストレッチをしながら見たり、
立って動きながら見ます。
止まっている姿勢というのは
実は体には結構負担になります。
止まっているのであれば、
仰向けが一番負担が少ないです。
（仰向けで腰が痛い方はひざ下にクッションを入れるのがお勧めです。）
ということで、分かりやすくおさらいをしますと
１０分以内であれば、色々な姿勢を続けてもよいが、
仰向けで疲労回復をする。
そして、少し元気になったら
また色々な姿勢（ストレッチ、立ち姿勢も含め）をするです。
是非、試してみて下さいね。
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