第45回:自律神経について その2
1: 自律神経の乱れとは
自律神経が乱れるというのは、
交感神経と副交感神経の働きの
バランスが崩れた状態です。
主に3パターンがあります。
<パターン1>
副交感神経が優位になる状況なのに、
交感神経が優位。
いつも何かに追われている方に多い傾向です。
あれもしなきゃ、これもしなきゃと
思っている方は要注意です。
<パターン2>
交感神経が優位になる状況なのに、
副交感神経が優位。
やる気が起きない方に多い傾向です。
ひどくなるとうつ症状が出る場合があります。
<パターン3>
両方の神経の働きが弱い。
パターン2に近い症状です。
夏なのに汗が出ない方は要注意。
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2: 自律神経を乱す4つのストレス
自律神経が乱れてしまうのは、
ストレスがその方の許容量を
超えてしまうのが原因です。
ストレスも大きく分けると
4つあります。
①肉体的ストレス
・体のゆがみ、肉体疲労など
②精神的ストレス
・不安、怒り、恐怖など
③内臓的ストレス
・砂糖、カフェイン、薬、食事など
④外部的ストレス
・温度、湿度、気圧、光など
私達は何かしらのストレスの
影響を必ず受けて生きています。
そのストレスに対して、
自律神経は常に対応していますが、
自律神経の乱れと言うのは、
その対応が出来なくなって来た状態です。
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3: 乱れさせる主なストレス
女性特有のストレスでは、
生理、妊娠、出産、閉経です。
肉体的、内臓的、精神的ストレスが
大きい為、色々な症状が出る方が多いです。
子供の場合は、
親からの精神的ストレス、
食べ物やお菓子に含まれる
砂糖による内臓的ストレス、
ゲームやTVの光による外部的ストレスです。
大人の場合は、
人間関係、仕事に対する精神的ストレス、
砂糖、カフェイン、タバコ、お酒
夜遅い食事による内臓的ストレス、
PC、スマホの光による外部的ストレスです。
夜中々、寝つけない場合は、
4つのストレスの合計が
自分の許容量を超えているのかな?と
思って下さい。
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