第41回:腰の負担を減らす立ち方
1: 立ち方
こんな立ち方をしていませんか?
男性やハイヒールを履く女性に多い
「お腹を前に出した、弓反り姿勢」。
良い姿勢の意識が強い
「腰に力を入れた反り腰」。
弓反り姿勢は、足裏の真上に
骨盤が無い為、上半身の重みを
支えるのに腰に負担が掛かります。
反り腰の姿勢は、腰に力を入れて
立っている為、腰の筋肉は常に
緊張状態です。
どちらも腰が
辛そうですよね。
では、どのように立てば
腰の負担が減るのか、
当院で伝えている立ち方を
ご紹介します。
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2: ◆弓反り姿勢の改善
①お尻を後ろに少し出します。
くの字で立っているように
感じられる方が多いですが、
横から見ると、足裏の上に
骨盤が乗ります。
②肋骨を少し上げます。
上半身を支える大切な筋肉が
使われ、腰の負担が減ります。
膝裏に力が入っていると、
太ももの裏、お尻に力が入り、
腰にも自然に力が入ってしまいます。
膝裏をゆるめることで、
余計な力が抜けます。
足裏全体に体重が乗るように
感じられます。
<効果>
・足を踏ん張らなくなります。
・上半身がぶれなくなります。
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3: 弓反り姿勢の改善
反り腰の方は、腰を縮める
癖がついている為、
骨盤が前に傾き過ぎています。
この骨盤を後傾に戻すのに
少しコツが必要です。
<やり方1>
膝を曲げながら、
両手で骨盤を少し後ろに倒す
<やり方2>
膝を曲げながら、
肛門をつま先に向けてから、
徐々に戻していき、
いつもよりも少し前に向けて止める。
イメージしやすい方、
やりやすい方で、
試してみて下さい。
姿勢は意識で
変わって行きますから、
継続して下さいね~。
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