横隔膜の影響

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第37回:実はとっても大切な横隔膜

1: 横隔膜(おうかくまく)とは

整体 イラスト:腕組み



横隔膜は心臓と肺の下にあるドーム状の筋肉です。
胸とお腹を隔てています。

息を吸う時は、横隔膜を収縮させることで、
ドームの部分を下げます。

この時に横隔膜に付いている
肺の下部も下に引っ張られ、
肺に空気が入ります。

息を吐く時は、横隔膜を弛ませることで、
肺は横隔膜と共に上がって行き、
肺から空気が出ていきます。

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2: 横隔膜の働き


① 呼吸

② 内臓のマッサージ
   横隔膜が収縮し、下がることで
   内蔵を圧迫し、マッサージをします。

③ 第2の心臓
   横隔膜は血液を心臓に戻す
   ポンプの役割も果たしています。

④ 自律神経への働き
   横隔膜の直下に自律神経の
   集まり(太陽神経叢)があります。

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3: ◆横隔膜が硬くなる原因

整体 イラスト:腕組みの影響


横隔膜の硬い方が多いですが
原因は 3つあります。


1: 浅い呼吸
横隔膜をあまり動かさない呼吸
(胸式呼吸)を行っています。


2: 緊張
緊張する場面や気を遣いすぎると
横隔膜は硬くなります。


3: 猫背の姿勢
猫背の姿勢では、
深い呼吸ができなくなります。


どれか一つが原因ということではなく
3つともそれぞれに関係しあっています。

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4: 改善


横隔膜を柔らかくする方法を
いくつかご紹介します。


★ 呼吸により柔らかくする
【 方法1 】:
うつ伏せで、肘で上半身を持ち上げ、
上半身を反らした状態で腹式呼吸。

【 方法2 】: 
仰向けで、腰の下にクッションを入れて
腰を反らした状態で腹式呼吸。


★ 温めることで柔らかくする
【 方法1 】:
仰向けでお腹の肋骨の縁に手の平を当てる。

整体 イラスト:腕組みの影響

 


★ 『横隔膜を刺激することで
   柔らかくする』
(右図参照)

【 方法1 】:
座った状態でお腹側の肋骨の下辺に指を
痛くない範囲で引っかけ、
その状態でゆっくり呼吸します。

(仰向けの場合は膝を曲げた状態で
行ってください。)


 


横隔膜の役割は、とても幅広いし、
とっても重要です。

ちょっとした休憩時間を使って、
横隔膜を柔らかくして下さいね。

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