第15回:寝る姿勢はどの姿勢が良いの?
1: 寝る姿勢
皆さん、いつもどのように寝ていますか?
仰向け? 横向き? うつ伏?
寝返りを打つ方もいますから、
全部!という方も居ますよね。
寝る姿勢によって、
メリットデメリットがあります。
特に寝返りを余りうたない方は、
是非、参考にして下さい。
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2: 仰向け(腰痛の方の場合)
よく、壁際に背を向けて立って、
踵、お尻、背中、頭が付く状態で立つのが良い姿勢
と言われています。
寝ている姿勢も一番良い姿勢は同じです。
ふとんに踵、お尻、背中、頭が付いて寝る状態が
歪みを作りにくい良い姿勢です。
ですから、仰向けで枕を首の下に入れる事で
寝ながらにして良い姿勢を癖づけています。
但し、腰痛の方は、仰向けでも
腰が反り過ぎて痛みが出たり、
お尻が沈み込んで猫背になることで
痛みが出ることがあります。
<ワンポイントアドバイス>
腰が反りすぎて痛い場合は、
膝の下にクッションを入れて、
膝を曲げた状態で寝ましょう。
猫背で痛い場合は、
固めの布団で寝るようにしましょう。
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3: 横向き(腰痛の方の場合)
腰痛の方は、横向きで寝ている方が
多いですね。
横向きは足の曲げる角度によって、
腰の角度が自由に変えられます。
ですから、自分にとって、
一番腰に負担のない状態に寝ることが
出来ます。
<ワンポイントアドバイス>
膝と膝の間と足首と足首の間に
座布団などを挟みましょう。
骨盤の歪みを防止出来ます。
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4: うつ伏せ(腰痛の方の場合)
うつ伏せは腰を反らせすぎる状態となり、
腰に負担をかけます。
但し、うつ伏せでも片側の膝を横に出して
寝ることで、
腰の反らし過ぎを防ぐ事が出来ます。
うつ伏せで寝ている方は、
無意識に膝を横に出して寝ている事が
多いと思います。
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5: その他の症状
<首痛、寝違い>
一番良いのは仰向けで、顔を上に向けている姿勢です。
仰向けでも顔を横向けていると寝違いを起こしやすいです。
うつ伏せは絶対に避けましょう。
<肩痛>
横向きは肩を圧迫する為、仰向けかうつ伏せで寝ましょう!
五十肩の原因になることもあります。
<膝痛>
仰向けで寝て、膝の下にクッションを入れると良いです。
横向き寝る場合は、膝と膝の間にクッションを入れましょう!
<猫背>
仰向けで枕を首の下に入れて寝ましょう!
寝ながらにして良い姿勢の癖付けができます。
<睡眠時無呼吸症候群やいびき>
舌がのどに落ち込む為、仰向けは避けましょう!
横向きかうつ伏せが良いです。
体の歪みを作りにくいのは、仰向けですが、
仰向けだと腰が痛い方もいます。
ですから、一概にこの姿勢が良い!とは言えません。
その方の症状によって異なります。
ですから、ご自身の症状と照らし合わせて、
寝ながら痛みの原因を作っている・・・という事にはならないように
気を付けて下さい。
そして、出来れば寝返りをうてる環境で寝て、
沢山、寝返りをうって下さい。
日中の疲れが取れていきますよ~。
(実は、これが一番のお勧めです!)
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