脳は常に学習

お電話でのご予約・お問合せ

日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第五回: 脳の学習

1: 筋肉は誰が支配している?

整体 イラスト: 筋肉と司令

いきなりですが、 誰が筋肉を緊張させているか考えた事がありますか?


自分の意識で手足を動かしているので、
自分の意識で筋肉を操作しているように感じる方も多いと思いますが、
実は違います。


手足を動かす時に、
どこの筋肉は緊張させ、
どこの筋肉は弛めるということを
意識して行う事は出来ません。


筋肉は無意識の世界で
脳が操作しているのです。

コラム一覧に戻る

 

 

2: 脳の学習

整体 イラスト: 赤ちゃん


では、体をスムーズに動かすことが
出来るのは、なぜでしょう?


答えを言ってしまうと、
それは、脳が筋肉の使い方を常に
学習しているからです。


例えば、赤ちゃんの頃、 二本足で歩き始めますよね。
その時はとてもぎこちなく、よたよたしています。


しかし、それが年を重ねる毎に、 どんどんスムーズに歩けるようになれ、
走ったり、スキップしたりすることも出来るようになります。

これは、まさしく体(筋肉)の使い方を
脳が常に学習している証拠です。


どこの筋肉を緊張、弛緩させれば、
安定して立ったり、スムーズに歩けたりするかなどを常に学習しています。

コラム一覧に戻る

 

 

3: 筋肉が緊張し続ける理由

整体 イラスト: こんな姿勢していませんか?

しかし、脳はスムーズに動く事だけを
学習する訳ではありません。


例えば、TVを見るときに体を右に
捻り続けながら見ている人がいるとします。


そうすると、体を右に捻る筋肉が緊張
し続ける為、この筋肉は常に緊張し続けなくてはいけないと脳が学習してしまいます。


そうなると、まっすぐ立とうが、仰向けの状態になろうが
右に捻るのに必要な筋肉が緊張し続けます。

コラム一覧に戻る

 

 

4: 体の歪み

整体 イラスト: 猫背


このように日常生活の体(筋肉)の使い方により
スムーズに動けたりもしますが、余計な筋肉が緊張し続けたりもします。
そして、余計な筋肉の緊張が、 体を歪ませるのです。

骨盤も含めてですが、
骨自体が変形して体を歪ましている訳ではありません。


全ての歪みは、余計な筋肉の緊張により骨が引っ張られて起きています。


<体の歪みの例>
・左右の捻れ(上半身が右に捻れている など)
・左右の傾き(肩、骨盤の高さに左右差がある など)
・背骨の湾曲(ストレートネック、猫背、反り腰 など)
などなど

コラム一覧に戻る

 

 

5: リセット療法が痛みのある施術を避ける理由

整体 イラスト: 痛みのない施術


筋肉の緊張が歪みを作っているという事が分かれば、
なぜリセット療法が痛みの伴う施術をしないかが分かってきます。


痛い!と感じたら、緊張しますよね。 思わず力が入ってしまいます。

痛いと感じる ⇒ 筋肉が緊張する
⇒ 体が歪む
ですから、


痛いと感じる施術は体を歪ませる事に
つながります。


当院の施術の目的は、
余計な筋肉の緊張を解くことで、
体の歪みを取ることです。


体の歪みを取ることで、血流、リンパの流れが良くなり、
自然治癒力を最大限に発揮できる状態となります。


よって、痛いと感じる施術で体を歪ませている場合ではありません。

そして、痛みの伴う施術をしない
もう一つの理由が、


筋肉の緊張は、優しい刺激によって
解けるからです。


脳が筋肉を操作している為、筋肉の緊張を解くには
脳にアプローチする必要があります。


「この筋肉は緊張しなくて良いんだよ」というような
優しい刺激が脳を安心させ、筋肉の緊張を解きます。


ということで、筋肉の緊張(体の歪み)の原因が、
脳の学習にあることが分かれば、「日常生活の改善」と「優しい刺激」が
キーワードになることが納得できると思います。


まずは、普段、どのような姿勢や動きをしている事が多いか、
チェックして見るところから始めましょう!

コラム一覧に戻る

 

 

お電話でのご予約・お問合せ 0277-46-8407 当院に関するご質問は コチラからも是非!