肩の負担の減らし方
1: なぜ肩こりに・・・

肩が張っていて辛いと悩んでいる方は多いと思います。なぜ肩は凝るのでしょうか?
それは、肩を張らせるような姿勢や動作を日常生活でしているからです。
日常生活の原因は大きく分けると主に5つです。
・肩をすくめる姿勢
・スマホを持ち続ける
・手をつく、肘をつく
・肘が体の横から離れている
・拭き掃除
肩こりが特にひどいという方は、下記3つのどれかがあると思いますので、日常生活で気にしてみて、避けてみて下さい。
・スマホなどを持ち続ける
・肘をついている
・拭き掃除をしている
詳しくは、
肩こりの原因とストレッチ
でご確認下さい。
ここでは、日常生活で溢れている『肘が体の横から離れている姿勢』について説明していきます。
2: 肘が体の横から離れている姿勢

『肘が体の横から離れている姿勢』というのは、実は、先程の肩こりがひどい方の原因となっている『スマホなどを持ち続ける』『肘をついている』『拭き掃除をしている』にも共通しています。
ですから、私達の肘は、ほとんどの時間帯で肘が体の横から離れています。
肘が体の横から離れていると、肩こりの筋肉が常に引っ張られて、緊張しています。
この緊張が癖づくと慢性的な肩こりとなります。
どのような姿勢があるか見ていきましょう。当てはまるのはいくつもあると思います。
<立ち姿勢>
・腕組み
・あごに手を持っていく
・ポケットに手を入れる
・バッグを肘で持つ、肩で持つ
・料理、掃除 など
<寝る姿勢>
・仰向けで腕を組む
・仰向けでお腹の上に手を置く
・仰向けでばんざいをしている
・横向きで腕を組む
・横向きで腕枕をする など
<座り姿勢>
・文字を書く
・ご飯を食べる
・車の運転
・パソコン
・スマホ操作 など
3: 負担の減らし方①

肩の負担を減らす考え方はシンプルです。
日常生活のほとんどの姿勢で、肘が体の横から離れている姿勢になっていますので、『なるべく肘を体の横に近付ける』を意識すると良いです。
一度、肘が体の横にある状態を認識してもらうのに、立った状態でも座った状態でも良いので手をだらーんと下げてみて下さい。
この肘の位置が体の横にある状態です。
ただ、その位置から肘が前に移動しても横に移動しても肩は前に移動します。
大げさに言うと肩こりや巻き肩を作っている状態です。
<腕を何も使っていない場合の負担の減らし方>
・立っている時: 腕をだらーんとして下さい。仰向けも同じです。
・座っている時: 肘を体の横に付けて、手の平を上に向けてももの上に置いて下さい。
腕組みをする方がいますが、体の横に肘はありませんので、肩を張らしています。
腕組みをした時としていない時で、顔を左右に向けた時の可動域が変わりますので、腕組みによる影響が少し分かると思います。
<腕を使っている場合の負担の減らし方>
『少しでも肘を体の横に近付ける』を意識して下さい。
自分が近づく場合もあれば、作業しているものを近づく場合もあります。
例えば、パソコン作業です。
猫背で背もたれに寄りかかりながらパソコン作業している方は、肘が体の横から大分、離れています。
イスをパソコンに近づけると共に上半身を少し前屈みにすると肘の位置が体の横に近づきます。
更にパソコンの位置を体に近づけると、更に肘の位置が体の横に近づきます。
今の姿勢や作業で、少しでも肘を体の横に近づけられないか考え、実行してみて下さい。
そうすると今より肩こりの原因が減ります。
4: 負担の減らし方②

腕に力を入れる作業をする方におすすめなのが、『肘を下に向ける』です。
肘を下に向けると脇が締まり、肩が上がりづらくなります。
試しに壁を押してみて下さい。
肘が外を向いているパターンと
肘が下を向いているパターン。
肘が下を向いている方が、肩は上がらず、体の力で押せます。
引く場合も同じです。
自分の左手首を右手で引っ張ってみて下さい。
肘が外を向いているパターンと
肘が下を向いているパターン。
やはり、肘が下を向いている方が、肩は上がらず、肩の力は入りづらいです。
物を持ち続ける時
何かを押している時
何かを引っ張る時
拭き掃除 など
肘を下に向けるを意識すると肩の負担は減りますので、是非試してみて下さい。

