物を持つときの姿勢

お電話でのご予約・お問合せ

日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第72回:物を持ち上げる姿勢

1: 持ち上げる姿勢

下に置いてある物を両手で持ち上げる時、
どのような姿勢で取りますか?

①前屈するような姿勢

②しゃがみ姿勢

③片膝を着ける姿勢

何気ない姿勢ですが、
姿勢によって負担のかかる場所は違います。

どこの負担は少なくて、どこに負担が掛かっているのか
見ていきましょう。

コラム一覧に戻る

 

 

2: 前屈する姿勢

整体 イラスト:前屈

前屈する姿勢は素早くものを動かす時や
膝や股関節に負担を掛けない姿勢としては
適しています。

●負担の掛かる部位
腰を曲げている状態から、物を持ち上げる為、
腰の負担は一番掛かります。

腰痛の方や腰に不安を感じる方は、
絶対、避けた方が良いです。


●アドバイス
足幅を開き、足先を少し外に向け、
膝を曲げ伸ばしを使いながら持ち上げましょう。
腰の負担が減りますよ。

コラム一覧に戻る

 

 

3: しゃがむ姿勢

整体 イラスト:しゃがむ

しゃがむ姿勢は、前屈する姿勢より
腰の曲げている角度が少ないのと、
持ち上げる物が胸に近い為、
腰の負担は減ります。

●負担の掛かる部位
膝や、股関節は深く折り曲げている為、
負担は大きくなります。


●アドバイス
持ち上げる物は胸に引き寄せ続け、
胸を意識して立つと、
腰の負担は減ります。

コラム一覧に戻る

 

 

4: 片膝をつく

整体 イラスト:片膝をつく

しゃがむ姿勢より背筋を伸ばして
持ち上げられる為、腰の負担は一番少ないです。

持ち上げる時も片膝が地面についていることで、
体のバランスも安定しています。

片膝をつけられる状況であれば、
しゃがむ姿勢ではなく、片膝をつくようにしましょう。

●負担の掛かる部位
しゃがむ姿勢より負担は少ないですが、
前に出ている側の膝、股関節に負担は掛かります。


●アドバイス
なるべく腰を曲げず、胸から持ち上げる物に近付きます。
持ち上げる物を胸に引き続け、上半身を起こし、
後ろの膝を伸ばす様に立つと腰、膝、股関節の
負担が減ります。


仕事で物を持ち上げるのを繰り返す方は
負担の少ない持ち上げ方を練習して下さいね。


では また来月お会いしましょう!

コラム一覧に戻る

 

 

お電話でのご予約・お問合せ 0277-46-8407 当院に関するご質問は コチラからも是非!