第71回:反り腰
1: 反り腰
反り腰という言葉を
聞いたことがあると思いますが、
自分が反り腰かどうかは
分かりにくいですよね。
腰を反らし過ぎて、座っていたり、
立っていたりすると、
腰の筋肉が固まり、
腰を痛める原因となります。
まずは自分の腰の状態を
見ていきましょう。
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2: 反り腰の状態確認
反り腰で腰が固まっているか
どうかの一つの目安は、
床に仰向けに寝た時の
『腰の浮き具合』です。
仰向けの状態で腰を浮かさずに
腰の下に手が入り、逆の腰まで触れる場合は、
要注意です。
反り腰のし過ぎで、
背骨や腰、骨盤の内側の筋肉が
固まっています。
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3: 反り腰の姿勢
日常生活での反り腰のパターンは
3つに分かれます。
①座っている時、立っている時、
良い姿勢を心掛け、両方の姿勢で
腰を反らせている場合
②座っている時は猫背なので、
立った時くらいは姿勢を良くしようと
腰に力を入れている場合
③腰に力を入れていないが、
お腹を前に出して立っている時間が
長い場合
特に①、②は良い姿勢をしようと、
姿勢の意識が高いだけに勿体ないです。
今回は立ち姿勢について説明します。
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4: 立ち姿勢
まず反り腰で立っている方の特徴は、
腰以外にも膝裏、お尻、下っ腹に
力が入っています。
その力の入っている個所を変えていくのに、
当院で勧めている立ち方のイメージは、
大げさに表現すると「お腹が痛い時の立ち方」です。
なんとなくイメージできると良いのですが、
膝が少し曲がっており、お腹も少し凹んでいる状態です。
この状態のままだと姿勢が悪いのですが、
膝を少し伸ばし、息を吸って、肋骨を少し上げると完成です。
微調整は必要ですが、
本人が思っている以上に他の人から見ると
まっすぐに見えます。
腰の負担も減りますので、
是非、自分の立ち姿勢を見直してみて下さい。
では また来月お会いしましょう!
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