第69回:運転姿勢
1: 腰が辛い
運転をしていると腰が辛い方、
多いですよね。
どういう姿勢が良いのか分からず、
クッションを腰に当ててみたり
試行錯誤していると思います。
今回は、当院でお勧めしている
運転中の姿勢、シートの位置などを
まとめてみました。
少しでも運転中の負担を
減らせると嬉しいです。
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2: シートの調整
●背もたれの角度
『一番立てた状態から2段階、倒した角度』
(圧迫感が強い場合は、徐々に立てて下さい。)
●シートの位置
『ブレーキを踏んでも、両腰がシートから離れない位置』
『ブレーキを踏んでも膝が曲がっている位置』
背もたれの角度とシートの位置を調整することで、
ブレーキを踏む時に背もたれがストッパーになります。
逆に腰が背もたれに付いていない場合は、
お尻や腰に力が入り、負担となります。
●肘掛け
『上げて下さい。』
肘掛けを使うと上半身が左に偏り、
体重も左に乗ります。
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3: 体の使い方
●ハンドルを持つ位置
『ハンドルの横から下の範囲を持って下さい』
ハンドルの上の方を持つと、肩が上がり、
肩こりになりやすいです。
●ペダルを踏む足
『ペダルを踏む時、かかとを付けて下さい』
そんな、まさか・・・と思う方も多い
かもしれませんが、女性の方でかかとを
浮かせてペダルを踏んでいる方がいます。
かかとを浮かしている姿勢は、太もも、
お尻、お腹の奥の筋肉に負担を掛けています。
●乗り込む時
『乗り込んだ時に、座り直して下さい』
乗り込む時に、左お尻から着く為、
左お尻体重になりやすいです。
●姿勢
『背もたれに腰を当て、息を吸って肋骨を少し上げて下さい』
どうしても猫背になってしまうと
腰に負担が掛かります。
しっかり腰を当てた状態で、肋骨を少し上げると
腰に力を入れずに猫背の姿勢を避ける事ができます。
逆に腰に力を入れて背筋を伸ばすと
腰を痛めます。
●足
『両足共、なるべく膝を外に向けて下さい』
膝が内に向いていると、太もも、お尻、腰に
負担が掛かります。
●お財布
『ポケットに入れないで下さい』
左右均等に体重が乗らないのと、
お財布によって、お尻が圧迫されます。
早速、試して下さいね~。
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