股関節痛

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第143回:股関節痛の方、そけい部を縮めていませんか?

1: 股関節の痛み

整体 イラスト:体のゆがみ

股関節の痛みと言っても、
そけい部付近の痛み、
お尻の痛み、
ももの外側、裏側の痛み など
様々です。

上記の痛みに加えて、股関節周りが痛い方は、
膝が痛い、すねの外側が痛いという方も多いです。

そして、痛みの部位がその時によって
変わることが多いのも股関節痛の特徴です。

股関節の痛みは、よく、
股関節の隙間が狭くなったのが原因
股関節のかぶりが浅いのが原因
と言われることが多いですが、

痛みを出しているのは、大体筋肉です。

筋肉が縮んで固くなった為、
股関節の隙間が狭くなっています。

筋肉の弾力性が戻ると楽になりますが、
弾力性が失われて、硬くなりすぎていると、
中々、回復は難しいです。

60歳過ぎの方は、股関節の可動域が狭くなり、
日常生活もままならなければ、
やはり人工股関節の手術を常に頭の片隅に
入れておくと良いと個人的には思います。

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2: 股関節痛の原因

整体 イラスト:体のゆがみ

股関節周りが辛くなる方の原因は
主に4つです。

・足を内に入れている
・座っている時に上半身を捻じっている
・座っている時に片お尻体重
・そけい部を縮めている。


今回は、「そけい部を縮めている」について
書きたいと思います。


そけい部とは、
足の付け根とお腹の境目の部分です。

ここは、腹筋関係の筋肉、太ももの筋肉と
股関節の筋肉である大腰筋、腸骨筋が
通っています。

これらの筋肉を縮めて固め続けることで、
立った時、歩く時にそけい部が伸びず、
痛みを出すことがあります。

朝、起きて着替えるまで、
股関節の痛みによって
30分~60分以上掛かる方もいます。

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3: そけい部を縮めている日常生活

整体 イラスト:体のゆがみ

○寝る姿勢
・仰向けで膝を立てている姿勢
・横向きで膝を深く曲げている姿勢

〇立ち姿勢
・片足を台の上に上げている姿勢

○座り姿勢
・上半身を前傾にしている姿勢
・腰を反らしている姿勢
・上半身を捻じっている姿勢
・足組の姿勢
・体育座り
・足をイスの下に引いて、つま先立ちの姿勢

一番やっているのが、座り姿勢の中の
上半身を前傾にしている姿勢です。

・パソコン操作
・太ももに手をつきながら話を聞く、話をする
・太ももに肘をつきながら、TVを見る、スマホを操作、たばこを吸う
・テーブルに肘をついてTVを見る、スマホを操作、ご飯を食べる
・テーブルに本を置いて、読む
・新聞を読む など

当てはまる方は、なるべく避けましょうね。

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4: そけい部を固めにくい前傾姿勢

整体 イラスト:体のゆがみ

とは言え、
座っていて上半身を前傾にする姿勢を
なくすことは出来ないですよね。

座った姿勢で上半身を前傾にしてもそけい部を固めにくくする
ちょっとしたコツがあります。


そけい部を固める要因に足がありますので
イスに座りながら下記を試してみて下さい。

・足裏を床にぺったり付けて、上半身を前傾。

・足をイスの下に引いて、つま先立ちの姿勢で上半身を前傾。

・膝と膝を合わせて、上半身を前傾。

上記3つはそけい部に詰まり感を感じますね。
これはそけい部に力が入っているということです。


続いて、あぐらの様に足首よりも膝を外に開いた姿勢で
上半身を前傾にしてみて下さい。

そけい部の詰まり感が減りますね。
ですから、足はあぐらのように膝を開いた姿勢が良いです。


次にもう一度、下記を試してみて下さい。
イスに座りながら、足裏を床にぺったり付けて、上半身を前傾。

次にお尻を後ろに軽く引き続けながら上半身を前傾。
(少し猫背になります。)

そけい部の詰まり感が減ったのではないでしょうか。


まとめますと、
イスに座って上半身を前傾する時は、
・足はあぐらのように膝を開いた姿勢にする
・お尻を後ろに軽く引き続けながら上半身を前傾する

ということを意識すると良いです。


股関節に痛みがある方は勿論ですが、
高齢になり腰が伸びにくなっている方も
意識してみて下さいね。

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