第23回:運転すると、腰が・・・。
1: 運転中に掛かる負担
運転すると、腰が痛くて・・・。
という方、多くないですか?
それもそのはず。
運転中は、家の椅子に座っている時よりも
負担が多いですから。
運転中ではどういう負担があるのか
整理してみると、
① 加速、減速
② 左折、右折時のG
③ 縦の振動
④ ゆがんだ姿勢
⑤ アクセルやブレーキを踏む時の
足と腰の緊張
大まかにこの5つの負担があります。
これらの負担を出来るだけ減らすことで、
運転中の腰の痛みも軽減されます。
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2: 安全運転が良い?
①~③は運転の仕方を気を付ける事で、
④と⑤はゆがみの整った姿勢で運転する事で、
腰の負担は減ります。
①加速、減速
急加速、急減速をなるべく避けましょう。
安全運転にもなって、一石二鳥です。
②左折、右折時のG
左折、右折する時は、20km/h以下まで
速度を落としましょう。
(教習所で20km/h以下と習った気がするので・・・)
③縦の振動
ガタガタ道は、なるべくスピードを落としましょう。
という事で、皆さんがよく知っている
安全運転をする事で腰の負担は減ります。
簡単に出来そうで、私自身も出来ていません・・・。
皆さんも、もう一度初心者の時に戻りましょう!
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3: 運転中の姿勢
特に男性に多いですが、
こんな姿勢をしていませんか?
右手でハンドルの上を持って、左肘は肘掛に。
そして、左お尻体重で腰を浮かせながら
右足を伸ばしてアクセルを踏む。
格好良いのですが、体は大分、ゆがんでます。
これだけゆがんでいれば、痛くなりますよね。
女性はここまで歪んでいる方は少ないですが、
猫背になってシートと腰が離れている方、
居ませんか?
シートと腰が離れているだけでも
アクセルやブレーキを踏む時に
腰に
余計な緊張が入ってしまいます。
腰にクッションを当てている方も居ますが、
効果は少ないように思われます。
では、どういう姿勢が良いのでしょうか?
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4: 負担の掛かりにくい運転姿勢
①アクセルやブレーキを踏んでも
腰がシートから離れない位置まで
シートを近づけます。
(アクセルやブレーキを踏んでも、
腰に余計な緊張が入りません。)
②ハンドルの下を持ちます。
(肩こり防止になります。)
③胸(鎖骨部)よりも肩が前に出ないように
シートを90度に近づけます。
(肩こりや猫背防止になります。)
④深呼吸をするように肋骨を少し持ち上げます。
(お腹の筋肉が使われる為、腰の負担が減ります。)
優等生みたいで逆に格好悪いと思われる方もいますが、
この姿勢は、腰だけでなく肩や背中の負担も減ります。
体に痛みがある方、運転で疲れやすい方は、
是非、試して下さい。
運転が楽になりますよ~。
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