第116回:指が痛い方へ
1: 指の痛み
朝の指のこわばり
指を曲げる時に痛い
指を伸ばす時に痛い
物をつかむ時に痛い
など
指の痛みが続くと色々疑いますよね。
リウマチ?
へバーデン結節?
バネ指?
調べるとまだまだ出てきます。
ですから、余りにも辛い時は、勿論、
病院で検査を受けた方が良いですが、
検査をしても特に問題なく、
「指の使い過ぎ」
「腱鞘炎」
などと言われた場合は、
筋肉疲労が原因のことが多いです。
ほとんどの方は指の使い過ぎによるです。
まずは筋肉疲労を起こす日常生活を
見て行きましょう。
コラム一覧に戻る
2: 日常生活の原因
●指を立てる
・スイッチを押す
(電気のスイッチ、洗濯機のスイッチなど)
・頭を洗う時に指を立てる
(しっかり洗おうとすると指に力が入ります)
・手の平ではなく、指をついて立ち上がる
・スマホの片手操作(親指)
●掴む
・指でボルトを締める
・仕事で小さい部品を扱う
・大きな食器を持つ(配膳、食器洗い)
●握る
・雑巾しぼり
・草むしり
・鎌
・枝切りハサミ
●指で押さえる、支える
・赤ちゃんの頭を支える
(お風呂など)
・引っ越しでタンス、冷蔵庫などを運ぶ
指と指の間を広げる
指を立てている
と負担が大きい為、
指は閉じ、なるべく指を立てないように
して下さい。
どうしても負担がかかる場合は、
指を変える、持ち方を変える、時間を短くする
など負担の減らし方を考えてみて下さい。
コラム一覧に戻る
3: O脚の予防
◆体操
○指にアプローチ
・痛い関節の爪側と腹側をもう一方の指で挟み、
痛みのない範囲で動かす(10回)。
・痛い関節を左右からもう一方の指で挟み、
痛みのない範囲で動かす(10回)。
(少し捻じりながら行うことで痛みが減る方もいます。)
○手の甲にアプローチ(左手の人差し指が痛い場合)
・まず手の甲側にある人差し指と繋がっている骨を見つけて下さい。
その骨の両際を狙うのがポイントです。
・右手の親指と中指(人差し指でもOK)で、
先程の骨の親指側を手の甲側と手の平側から挟みます。
(圧力を一定にする為に、挟んで行います。)
(狙うポイントはあくまでも甲側の骨の際です。)
・左手の人差し指の曲げ伸ばしを5回繰り返し、指の当てる位置を変えていきます。
同様に中指側も行います。
(痛い場所は回数を増やす。)
○前腕にアプローチ
・手首から肘の間で、人差し指を動かすと動く筋肉を
右手の親指と中指で押さえ、人差し指の曲げ伸ばしを
5回繰り返します。指の当てる位置を変えていきます。
湯船に入っている時やテレビを見ている時など
両手が空いている時はやってみて下さいね。
⑧『痛みをかばって、片足に負担を掛ける場合は、
負担を掛けている側のつま先を外に向け、内ももを意識』
まずは自分が小指側体重かどうかを確認する為、
つま先を内に向けたり、外に向けたりして下さい。
小指体重と親指体重がどういうものか分かりますので、
自分の体重もどちらよりかが分かると思います。
(大体の人は、小指側体重よりだと思います。)
日頃からの意識で、O脚を予防していきましょう!
コラム一覧に戻る