腰の痛み原因

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第103回:腰痛の原因(腸骨筋)にアプローチ

1: 腰痛

整体 イラスト:体のゆがみ

腰が痛い時に病院に行くと、
下記のことをアドバイスされる方が多いです。

「体重を減らした方が良いよ。」
「腹筋と背筋を鍛えた方が良いよ。」

どちらのアドバイスもあまり納得できませんが、
特に納得できないのは、腹筋と背筋についてです。

腰痛予防で言っているのであれば、
まだよいのですが、
腰が辛くて辛くて、「助けて~」という方にする
アドバイスではないと思っています。

そもそも腰痛を起こしている原因(筋肉)は
別にあります。

今回はその原因の一つである
腸骨筋についてご紹介します。


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2: 腸骨筋(ちょうこつきん)

整体 イラスト:体のゆがみ

腸骨筋は骨盤(腸骨)の内側全体から
太ももの骨(大腿骨)の内側まで
付着している筋肉です。

主な役割は股関節の屈曲、外旋です。

股関節の屈曲というのは、
鼠径部を縮める動きです。

通常は、歩く、走る動作での
太ももを上げる時に働きます。

坂や階段を上る時には、
太ももを大きく上げますので、
腸骨筋は強く働きます。


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3: 日常生活で腸骨筋を固める姿勢

整体 イラスト:体のゆがみ

●固める姿勢① 「鼠径部を縮める姿勢」

・椅子に座って、上半身を前傾にしている姿勢
 ・太ももに肘を付いて、人の話を聞く
 ・太ももに肘を付いて、スマホを操作
 ・太ももに肘を付いて、本を読む
 ・椅子に座って頭を洗う
・膝を抱え込む姿勢
 ・体育座り
 ・しゃがむ姿勢
 ・草むしり
 ・横向きで膝を抱えて寝る
 ・片膝を立てて座る
 ・足組み

●固める姿勢② 「腰を反らせる姿勢」

・椅子に座って、腰を反らせる姿勢
(背骨が凹んでいる方は反らしすぎです。)

・立って、腰を反らせている姿勢
 (背骨が凹んでいる方は反らしすぎです。)

●固める姿勢③ 「身体を捻じる姿勢」

・座って、身体を捻じる
 ・テレビを見る
 ・物をとる

・立って、身体を捻じる
 ・足の向きより外側のものに手を伸ばす

●固める姿勢④ 「片側体重」

・座っている時に片側体重
 ・仕事
 ・テレビ
 ・パソコン


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4: 腸骨筋へのアプローチ

整体 イラスト:体のゆがみ

腸骨筋は縮めて固めることが多い為、
伸ばす又は伸び縮みさせることが効果的です。

●アプローチ①
・仰向けになります。
・膝は曲げずに、右足のかかとを骨盤の方に引き、
左足のかかとを骨盤から離れる方向に動かします。
(約3秒間)
・左右交互に3~5回行います。

●アプローチ②
・仰向けで膝を曲げた状態になります。
・足裏は動かさずに
右膝を骨盤の方に引き、
左膝をつま先の方向に動かします。
(約3秒間)
・左右交互に3~5回行います。

●アプローチ③
・仰向けで足を開きます。
・そこから膝を曲げた状態になります。
・アプローチ②と同じ

●アプローチ④
・椅子に座り、左右の膝を揃えます。
・足裏は動かさずに
右膝を骨盤の方に引き、
左膝をつま先の方向に動かします。
(約3秒間)
・左右交互に3~5回行います。

●アプローチ⑤
・イスに座り、足を開きます。
(足裏の上に膝が来るようにします。)
・アプローチ④と同じです。


仰向けで両膝を左右に倒した時、
行きづらさがあれば、
アプローチ①~③を行ってみて
効果を確認して見て下さい。


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