寒い時の姿勢

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

第88回:寒さと痛みの関係

1: 寒さ

整体 イラスト:体のゆがみ

11月になると寒さが増してきます。
寒い時、皆さん、どのような姿勢になりますか?

<家の外>
・ポケットに手を入れる
・腕を組む
・肩をすくめる

<家の中>
・布団やこたつで丸くなる
・イスで膝を閉じて、身体を丸める

ほとんどの方が上記のような姿勢を
しているのではないでしょうか?

「寒くなると、腰が辛いんだよね~。」
という声は多く聞きますが、なぜ
寒くなると身体が辛くなるのか、
見て行きましょう。

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2: 寒い時の身体の反応

私たちの身体(脳?)は、
私たちの意識とは無関係に
動いています。

それが自律神経の働きです。

暑い時は、熱を外に出す為に
毛穴を広げ、
寒い時は、熱が外に出ないように
毛穴を閉じます。

これと同じ作用で、
寒い時は筋肉を緊張させることで、
熱を発生させようとします。

この筋肉の緊張により、
筋肉の弾力性が無い箇所は
痛みが増します。

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3: 寒い時の姿勢

整体 イラスト:体のゆがみ

寒い時は自律神経の働きでどうしても
筋肉を緊張させてしまうのですが、
更に悪いことに私たちは、熱を出す為に
緊張させやすい姿勢をとります。

それが冒頭に挙げた、
・腕組み
・首をすくめる
・布団で丸くなる
などなどです。

筋肉を緊張させやすい姿勢と言うのは、
簡単に言うと縮まる姿勢です。

・肘を曲げる
・脇を締める
・首を前屈
・お腹を縮める
・膝を抱え込む

首、肩はガッチガチになり、
頭が痛くなる方もいます。

寝ている時に膝を抱えていると
腰も痛くなります。

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4: 対策

整体 イラスト:腕組

一番の対策は寒さを感じない
服装や布団にするということです。

寝る時は、暖かい寝巻き、毛布は必需品です。

寝ている時のアドバイスとすると、
足が布団から出た場合に、
よく膝を抱え込む場合がありますが、
これは腰を痛めます。

面倒だと思いますが、
一度上半身を起こし、布団を戻して、
足を伸ばして寝た方が体は楽です。


外に出る時は、マフラーは必需品です。
更にレッグウォーマーや足裏、腰にカイロを
貼るのも一つの手です。

但し、手を出しておくと、手が冷たいので、
ポケットに手を入れる方も多いですが、
首、肩に負担を掛けています。

なるべく、ポケットに手を入れず、
手袋をした方が良いです。


姿勢は、なるべくですが、
首が張ってくる為、
あごを少し上げるようにして、
胸を少し開く意識が良いです。

外出中は小走りをして、暖めるのが
実は一番効果的です。

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