うつぶせの影響

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日常生活 改善コラム

毎月更新!太田 整体 4コマ

うつ伏せで本を読む

1: うつ伏せの姿勢

うつぶせで読書

うつ伏せで本を読んでいる方、スマホやPCを操作している方、TVを見ている方、居ませんか?

うつ伏せで何かをしている時は、上半身を肘で持ち上げ、腰を反らせています。

すぐに疲れて姿勢を変える方は良いのですが、うつ伏せの姿勢を維持できる方は要注意です。

このうつ伏せ姿勢は体のどこに負担を掛けているのか今回は説明していきます。


2: 肩への影響

うつ伏せ読みの方への影響

まずは肩に注目してみましょう。

肘が床についている為、肩は内に入っている状態になっています。
巻き肩を作っている状態です。

肘をつく姿勢は、体重が乗り、肩まわり、特に鎖骨まわりを強く緊張させています。
その姿勢を続けていると、首こり、肩こりの原因となります。
また、巻き肩になります。

肩が内に入っている方や腕を後ろに伸ばし辛い方は、要注意です。


3: 腰への影響

うつ伏せ読みの腰への影響

次に腰に注目してみると、腰は反っている状態です。

全体的に腰を反らせているというより、腰骨のある一点を基準に反らせています。

力を入れて反らせている訳ではない為、腰は疲れない気もしますが、反らせていることで、腰付近の筋肉が縮んだ状態になる為、長く続けると、伸ばしにくくなります。

すると、腰を動かすとピンポイントで痛みを感じたりします。

また、立った状態でも反り腰になる方もいます。


4: メリット

うつ伏せでお腹側を伸ばす

今迄、デメリットばかり説明しましたが、
実はこの姿勢、短時間であれば、腰痛に効果のある
姿勢でもあります。


私たちは普段、猫背になる事が多いと思います。
(お腹側を縮めて、背中側が伸びている姿勢)


うつ伏せで上半身を上げる姿勢は、
猫背とは逆の姿勢をしています。


お腹側が伸び、背中側が縮みる姿勢です。


すると、お腹側や腰痛に関係するお腹の奥の筋肉が伸びる為、
40秒ほどであれば、腰痛を和らげる効果はあります。


ですから、本やスマホ、TVを見ている時に
少しだけうつ伏せ姿勢をするというのも良いですね。
(うつ伏せで腰に痛みを感じる方はやらないで下さい。)

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