第68回:上着のポケットに手を入れていると・・・
1: 上着を着ると・・・
外に出かけ歩いている時、
手を上着のポケットに入れていませんか?
寒いとどうしても手が冷える為、
ポケットに手を入れたくなります。
また、上着を着ると自然に
手をポケットに入れてしまいます。
皆さん、自然にやっている
ポケットに手を入れる姿勢ですが、
実は首や肩を辛くしている為、
外に長い時間いる方は要注意です。
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2: ポケットに手を入れる姿勢
ポケットに手を入れる姿勢ですが、
手の重みが上着にかからないように
実は無意識に肩を上げています。
そして、肩を上げると、首や肩に緊張が入る為、
この姿勢でいると首や肩が辛くなってきます。
かと言って、
ポケットに手を入れながら、
肩を下げようとすると、
手の重みが上着に掛かり、
上着が肩を引きます。
どちらにしても肩は辛くなるばかりです。
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3: ポケットに手を入れる原因
一つ目は寒さです。
寒い時は、体が熱を発生させようと
筋肉を緊張させます。
ですから、無意識に
身体を緊張させやすい姿勢
(肩を上げる、胸を縮める)を
とってしまいます。
ポケットに手を入れる姿勢以外にも
腕組みをよくしますね。
あとは、純粋に手が冷たいと
ポケットに手を入れますね。
二つ目は、心が落ち着くからです。
私たちは腕や足が体の近くで
固定されている方が
落ち着ききます。
足を組んだり、腕を組んだりするのも
同じ理由です。
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4: 対策
まずは寒さ対策をして下さい。
特に首元と手首を冷やさないように
ネックウォーマーや手袋をするのがお勧めです。
次にポケットに手を入れると
首や肩が辛くなることを理解し、
腕はなるべくダラーんと下げる。
これしかありません!
特に寒くない時は、
手を固定しないようしましょうね。
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