第62回:膝裏をゆるめる
1: 立ち方
皆さんは、立っている時に
膝裏をピンと伸ばしていませんか?
・台所で立っている時
・立ち話をしている時
・待っている時 など
実は膝裏をピンと張っていることで、
ふくらはぎ、太もも、ももの裏、おしりなど
色々な所に力が入ります。
足が疲れやすかったり、
痛みが出たりしますので、
要注意です。
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2: 影響①
膝裏を伸ばすことで一番力が入る所は、
ふくらはぎです。
立っているだけでも緊張するのに、
膝裏を伸ばすことで更に緊張します。
ふくらはぎを緊張し続けると、
・足がつりやすい
・足がむくみやすい
更に
・膝裏が痛い
・すねの外側が痛い
・すねから足の甲側がしびれる
など辛い症状まで発展します。
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3: 影響②
次に張るのが太もも、もも裏です。
特にもも裏の緊張はお尻に影響します。
お尻に力が入るくせが身に付くと、
・腰痛
・お尻の筋肉が原因の坐骨神経痛
の原因になります。
坐骨神経痛は、神経圧迫の為、
痛み、シビレ、まひ などを引き起こします。
坐骨神経痛による痛みが強い方は、
立つことも座ることも横になる事も
辛くなります。
お尻が硬いな~と感じる方は
要注意です。
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4: 改善方法
膝裏をゆるめて立つ方法をご紹介します。
・まず両膝を曲げます。
・次に両膝を伸ばしていきます。
・膝裏が伸びきる直前で止めます。
単純に膝裏を曲げるだけだと、
ももやふくらはぎに力が入ります。
膝を伸ばす途中で止めることが
ポイントです。
更に足の力を抜く為には、
足裏のふんばりを無くす。
こちらは、足の指の力を抜くことで
自然にできます。
是非、試してみて下さい。
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