第59回:歩く時のバランスが悪い
1: よろめく
年齢を重ねたり、痛みやしびれがあると
「以前は、歩いてもこんなによろめなかったのに・・・」
と感じる方いますよね。
血圧やシビレ、まひの影響もありますが、
体のバランスの崩れが原因の場合もあります。
ですから、「年だからね~。」と
簡単に諦めないで下さいね。
歩く時のバランスが悪く、転倒した場合、
骨折する可能性もありますから、
バランスよく歩けるポイントを押さえておきましょう。
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2: 内股
バランスの悪い歩き方として、
女性の方に多いのが内股です。
つま先が内に向いていると、
小指側の方に体重が乗ります。
極端な内股で歩くと分かりますが、
足が着く度に体が左右に揺れます。
つま先が真っすぐ向いていても
小指側に体重が乗る癖があれば同じです。
<改善案>
・いつもよりつま先を少し外に向けて歩く
又は、かかとを内側から出すように歩く。
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3: 骨盤の傾き
片側に体重を乗せる癖がある方も、
歩いていてふらつきます。
例えば、右足や右腰をかばって、
左足体重で立っていた。又は歩いていた。
例えば、子供を抱っこする時に
常に左足体重、又は家事や仕事で
立っている時に左足体重になっている。
すると、骨盤が体重を乗せている方に傾く為、
左右均等に足に体重が乗りません。
バランスが悪くなり、ふらつきます。
<改善案>
骨盤(腰)を両手で上から下に押さえて歩く。
骨盤が安定して歩けると、バランスも変わります。
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4: 上半身の傾き
長年の癖で、上半身が左右どちらかに
傾いてる方もいます。
偏った筋肉の緊張の影響もありますが、
その姿勢でバランスがとれるように
脳が記憶しています。
<改善案>
上半身を偏らせる日用生活を見つけて
避けて下さい。
骨盤を上から下に押さえ、上半身が
まっすぐになる方向に傾けて歩いて下さい。
安定を感じるまで時間は掛かりますが、
少しでもバランスを改善していきましょう。
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5: まとめ
・いつもより、つま先を少し外向きにして歩く
・骨盤を上から下に押さえて歩く
・骨盤を押さえながら、上半身をまっすぐにする
いくつか試してみて、少しでもバランスよく
歩きましょうね~。
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