第48回:女性のイスの座り方
1: 女性の座り方
女性の皆さん。
会社のイスや食卓のイスで
このような座り方をしていませんか?
「膝と膝と合わせる」
「足を引いて、かかとを浮かせる」
この座り方、お尻と腰に
大分、負担を掛けていますよ。
なぜ負担が掛かるのか
どうすれば良いのか
説明していきます。
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2: 膝と膝を合わせる
膝と膝を合わせた状態は、
太ももが内に捻じられている状態です。
太ももが内に捻じられると
お尻が引っ張られる為、
腰にも負担が掛かります。
ですから、
膝と膝の間を開くことで
腰の負担を減らすことが
できます。
開く幅の最低ラインは
お尻の幅です。
そして、足裏と足裏の幅は
膝と膝の幅よりも狭くするか
同じ幅にして下さい。
ポイントは、太ももを
内に捻じらないことです。
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3: かかとを浮かせる
足を椅子の下に引いて、
かかとを浮かせた状態は、
色々な箇所に力が入っています。
かかとを浮かせている為、
ふくらはぎは縮み、ガチガチ状態です。
太ももを少し上げた状態の為、
太ももと腸腰筋(太ももを上げる筋肉)に
力が入ります。
腸腰筋が硬くなると、
立ち上がる時に、
腰とお尻に負担を掛けます。
ですから、膝を90度以上、
伸ばして下さい。
もし、イスが高い場合は、
足下に雑誌や段ボールを置いて
足下を高くすると良いです。
かかとを浮かせることは、
足組よりも腰に負担を
掛けていますので、
是非、避けましょう!
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4: 立ち上がり方、座り方
膝と膝を合わせて座っている女性は、
立ち上がる時、座る時も
膝と膝を合わせています。
この時もやはり太ももが内に
捻じられている為、
腰に負担を掛けています。
よって、足先を開いて
つま先と膝の向きを合わせて、
四股を踏むように立ち上がる、
又は座ると腰が楽です。
当院に来院される女性の方には、
「是非、男らしく立ち上がって下さい。」
と伝えています。
皆、笑いますが・・・。
腰の負担は減りますので、
スカート以外の時は
是非、やってみて下さいね。
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