第46回:自律神経について その3
1: 自律神経が乱れると・・・
自律神経は、様々な機能を
司っている為、乱れると
色々な症状が出てきます。
●症状
<痛み、シビレ、疲れ>
頭痛、慢性の腰痛、
肩こり、手足のシビレ、
朝起きられない、
二週間以上疲れが取れない
<目>
光がまぶしい
<耳>
耳鳴り、難聴
<あご>
顎関節の不調、痛み
<のど>
のどの異物感
<内臓的>
便秘、膨満感、食欲がない
<睡眠障害>
眠れない、途中で目覚める、
朝早く目覚める
<体温調整>
低体温、冷え
<血圧調整>
めまい
<気持ち>
イライラ、やる気がでない、
不安感、焦り感
<その他>
吐き気、息苦しい
動悸、ゲップ、急に汗が出る
但し、症状の出方は自律神経の
乱れ方、その人の許容量に
によって異なります。
睡眠障害と他に2つ程当て
はまっていると
自律神経の影響が出ていそうだなと
私は思ってしまいます。
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2: 自律神経の乱れを減らす為には
先月、説明しましたが、
自律神経を乱れさせる
ストレスは4つあります。
①肉体的ストレス
・体のゆがみ、肉体疲労など
②精神的ストレス
・不安、怒り、恐怖など
③内臓的ストレス
・砂糖、カフェイン、薬、食事など
④外部的ストレス
・温度、湿度、気圧、光など
この4つのストレスを
減らす事が改善の道となります。
ただ、体質改善と同じ為、
すぐに変化を感じられません。
数ヵ月経ったら以前より眠れるように
なったとか、そういうレベルで
変わっていきます。
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3: まずは内臓的ストレスから!
まず減らして欲しいのが
「内臓的ストレス」です。
内臓(消化)がどれだけエネルギーを
使っているかというと、
全体のエネルギーの70%です。
ちなみに、
残りの20%は脳、10%は運動
で使われています。
消化にかかる時間を
考えると納得です。
・果物:20~30分
・野菜:1~2時間
・炭水化物:8~12時間
・タンパク質:10~24時間
・炭水化物とタンパク質を一緒にとると8~72時間
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4: 内臓的ストレスを減らす方法
<食べる順番>
・果物→野菜→炭水化物→タンパク質
(消化の負担が少なくなります。)
<食べ合わせ>
・炭水化物とタンパク質を一緒に食べない
(一緒に食べると、消化液の関係で
消化の時間が長くなります。)
日本人にはとっても難しいですが・・・。
<夕食の食べる時間>
・寝る3~5時間前がベスト
(寝ている間、胃を休ませます。)
<ご飯>
・お腹がすくまで食べない
(内臓を休める時間を作ります。)
・食べ過ぎない
(内臓を休める時間を作ります。)
<砂糖>
・砂糖が入っている食べ物は極力避けて下さい。
(砂糖は血糖値をの急上昇、急下降させます。)
<カフェイン>
・コーヒー、お茶、栄養ドリンクなど
カフェインが含まれているものは避けましょう!
(ノンカフェインであればOKです。)
まずは、砂糖、カフェインを
ストレスを溜めない範囲で
少しずつ減らしていきましょうね~。
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