第43回:上が向けない・・・
1: 上を向けない理由
このような方、いませんか?
いつの頃からか上を向くと首が痛い・・・。』
『どこも痛くないけど、上を向けない・・・。』
レントゲンを撮りに行くと、
「骨と骨の間が狭まっていますね。」
「ストレートネックですね。」
などと大体言われます。
「私の首は変形しているんだ~。」
と思ってしまう方が多いのですが、
首が変形している訳ではありません。
首を緊張させる姿勢を
続けた結果です。
例えば、
運転やパソコンで顔を前に出した姿勢。
スマホで顔を下に向けている姿勢。
など。
長時間、続けるほど、
どんどん上に向けなくなっていきます。
コラム一覧に戻る
2: 上が向けない方の3つのパターン
<パターン1>
『猫背による首の緊張』
猫背は、頭の位置が
肋骨の上に無い為、
首は常に緊張しています。
<パターン2>
『あごの引き過ぎによる首の緊張』
一見、姿勢が良く見える方も
あごの引き過ぎにより首を緊張
させている方がいます。
<パターン3>
『顔が左右どちらかを向いている』
正面を向いているつもりが、
左右どちらかを向いている方がいます。
TVを見るのに、体を捻じっている方は
そうなりやすいです。
こちらも首が捻じられている状態なので、
上が向きづらくなります。
コラム一覧に戻る
3: 自分で出来ること
①枕をバスタオル枕に変える
バスタオルを丸めて、
仰向けで首の下に
入れるのがお勧めです。
更に顔を左右に20回揺らすと
首の緊張も解けて、
首の湾曲(カーブ)が付いてきます。
②肋骨を動かす
上を向きにくい方は、、
首だけを動かしている事が
多いです。
両手を背中に当て、
(腰よりも高い位置)
前に押し出しながら、
上を向いて下さい。
背骨が反る為、
上が向きやすくなります。
③首の動かし方を変える
両手で首の後ろに触れ、
目の方向に首を引き上げながら、
あごを軽く上げて行きます。
首の触れる位置は、
頭の付け根から、首の付け根までです。
首を緊張させるながら上を向く癖を
変えて行くことで、上が向きやすく
なります。
首を緊張させる姿勢を極力避けて
毎日、やり続けて下さいね~。
変わって来ますよ~。
コラム一覧に戻る